ストラテジ系

コンプライアンスと内部告発 — 組織の不正を防ぐ仕組み

導入

「会社の不正を見てしまったら、どうすればいいのだろう」と悩んだことはないでしょうか。そのような場面で活躍するのが、企業のコンプライアンス(法令遵守)の仕組みと内部告発制度です。

くわしく知ろう

コンプライアンスとは、企業や組織が法律・規則・社会的規範を守って事業活動を行うことを指します。単に法律を守るだけでなく、倫理的な行動や社会的責任を果たすことも含む概念として広く知られています。

コーポレートガバナンス(企業統治)は、株主や社会に対して企業が適切に経営されているかを監督・管理する仕組みのことです。取締役会の設置や外部監査など、意思決定の透明性を高めるための体制が含まれます。

内部告発(公益通報)とは、組織の不正行為を内部の人間が外部機関や社内の通報窓口に知らせることを指します。日本では「公益通報者保護法」が制定されており、通報した従業員が不利益な扱いを受けないよう法的に保護されています。

内部統制とは、組織が不正や誤りを未然に防ぐために設ける仕組み全般を指します。業務の分担・承認フローの整備・帳簿の定期確認などがその具体例として挙げられます。

具体例

たとえば、ある従業員が経費の架空申請に気づいたとします。社内の通報窓口や外部の公益通報受付機関に通報することで、会社全体の不正を早期に食い止めることができます。これが内部告発制度の典型的な活用場面です。

まとめ・試験ポイント

  • コンプライアンス=法令遵守+倫理的行動
  • コーポレートガバナンス=企業経営の監督・管理体制
  • 内部告発(公益通報)=組織の不正を通報すること
  • 公益通報者保護法=通報者を不利益扱いから守る法律
  • 内部統制=不正・誤りを未然に防ぐ社内の仕組み
  • 試験ではコンプライアンスとコーポレートガバナンスの違いがよく問われる

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