プログラミング言語の種類 — Python・Java・JavaScriptの使いどころ
導入
PythonやJava、JavaScriptといった言語の名前は聞いたことがあっても、それぞれの違いがよくわからないという方は多いのではないでしょうか。ここではプログラミング言語の分類と、代表的な言語の特徴を整理していきます。
くわしく知ろう
プログラミング言語は、人間が書いたコードをコンピュータが理解できる形に変換する方法によって大きく2種類に分類されます。
コンパイラ言語は、プログラム全体をあらかじめ機械語(コンピュータが直接実行できる形式)に翻訳してから実行する方式です。翻訳済みのファイルをそのまま実行するため動作が高速ですが、実行前のコンパイル(翻訳)作業が必要です。JavaやC言語がこれに該当します。
一方、インタプリタ言語はプログラムを1行ずつリアルタイムに翻訳しながら実行する方式です。コンパイル不要ですぐ試せる手軽さがある反面、都度翻訳するためコンパイラ言語より実行速度が遅くなる傾向があります。Pythonがその代表です。
Pythonはシンプルな文法と豊富なライブラリから、AI・機械学習やデータ分析の分野で広く利用されています。Javaは「一度書けばどこでも動く(Write Once, Run Anywhere)」という特性から、大規模業務システムやAndroidアプリ開発に適しています。JavaScriptはWebブラウザ上で動作する言語として知られており、Webページに動きをつけるために欠かせない存在です。
具体例
たとえば、企業の基幹システムをJavaで開発することで、WindowsでもLinuxでも同じプログラムを動かすことができます。一方、データサイエンティストがAIモデルを試作する際にはPythonが選ばれることが多く、WebサイトのボタンをクリックしたときのアニメーションにはJavaScriptが使われています。
まとめ・試験ポイント
- コンパイラ言語=全体を先に翻訳してから実行(高速)、例: Java・C言語
- インタプリタ言語=1行ずつ翻訳しながら実行(手軽)、例: Python
- Python=AI・機械学習・データ分析で広く利用
- Java=「一度書けばどこでも動く」、大規模業務システムに適する
- JavaScript=Webブラウザ上で動作、Webページの動的表現に使用
- 試験では「コンパイラとインタプリタの違い」や「言語の用途」が問われる
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