フィールドのプロパティ管理 — 名前・別名・データ型を整える
導入
データをTableauに取り込んだとき、フィールド名が英語のままだったり、「1」「2」という数字が本当は「男性」「女性」を意味していたりすることがあります。元データを書き換えなくても、Tableau側で見栄えを整えられる仕組みを確認していきましょう。
くわしく知ろう
Tableauでは、元データを変更することなくフィールドのプロパティをカスタマイズする機能が用意されています。まず「フィールド名の変更」は、データペイン上のフィールド名をダブルクリックするか右クリックメニューから操作でき、ビュー上に表示される名前を分かりやすいものに変更できます。
次に「別名(Alias)」は、フィールドの値そのものに表示ラベルを設定する機能です。たとえば「1」という値に「男性」、「2」に「女性」という別名を付けると、ビューには読みやすいラベルが表示されます。これも元データは一切変更されません。
データ型の変更も重要なプロパティ管理のひとつです。文字列・数値・日付・ブール・地理と5種類のデータ型があり、Tableauが誤って文字列として読み込んだ日付を正しい日付型に変えるといった修正が、フィールドのアイコンをクリックするだけで行えます。
このほか、既定プロパティとして「既定の集計(合計・平均など)」「数値の表示形式」「カラーパレット」「並べ替え順」なども設定でき、ビューを作るたびに同じ設定を繰り返す手間を省けます。これらの変更はすべてTableauのメタデータ(接続設定情報)として保存されるため、元のデータソースファイルには影響しません。
具体例
たとえば、売上データの「gender」フィールドを「性別」にリネームし、値「1」に別名「男性」、「2」に別名「女性」を設定すると、グラフのラベルが自動的に日本語表示になります。一方、誤って文字列として認識された日付フィールドのアイコンをクリックして「日付」に変更すれば、時系列グラフが正しく描けるようになります。
まとめ・試験ポイント
- フィールド名の変更=ダブルクリックまたは右クリックで表示名を変更
- 別名(Alias)=フィールドの値に表示ラベルを設定(元データは変わらない)
- データ型5種=文字列・数値・日付・ブール・地理
- 既定プロパティ=既定の集計・表示形式・色・並べ替えを事前設定できる
- 試験では「元データを変えずに表示を変える方法はどれか」という形で出題される
学習した内容を模擬試験で確認しよう。Tableau Desktop Specialist模擬試験で実力を測ろう。
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