データの探索と分析
階層とフィルター — ドリルダウンで深掘りする
導入
「年単位で見ていたデータを四半期、さらに月単位へと深掘りしたい」という場面はよくあります。Tableauの階層とフィルターを使うと、この「ドリルダウン」操作が直感的に行えるようになります。
くわしく知ろう
階層とは、複数のディメンションを親子関係で整理した構造を指します。たとえば「年 > 四半期 > 月」や「カテゴリ > サブカテゴリ > 商品名」のような関係です。階層を作成するには、データペインで子になるフィールドを親フィールドの上にドラッグします。ビューに階層フィールドを置くと「+」アイコンが現れ、クリックすることで下位レベルへのドリルダウンが行えます。逆に「−」アイコンでロールアップ(上位に戻る)できます。
フィルターとは、表示するデータの範囲を絞り込む機能です。大きく分けると、カテゴリ・名前を絞るディメンションフィルター、数値の範囲を絞るメジャーフィルター、日付の範囲を絞る日付フィルターがあります。
フィルターには適用順があり、データソースに近いものから順に処理されます。具体的には「抽出フィルター → データソースフィルター → ビューフィルター(コンテキスト → ディメンション → メジャー)」の順です。この順序はパフォーマンスや結果に影響するため、どのフィルターが先に適用されるかを意識することが重要です。
具体例
たとえば「年 > 四半期 > 月」の階層を作成しておくと、年別グラフで「+」をクリックするだけで四半期別、さらに月別へと素早く掘り下げられます。絞り込みにはディメンションフィルターを使い、特定の地域や商品カテゴリだけを表示する設定も簡単に行えます。
まとめ・試験ポイント
- 階層=ディメンションを親子関係で整理した構造、「+」でドリルダウン
- 階層の作成=子フィールドを親フィールドへドラッグ
- フィルターの種類=ディメンション・メジャー・日付フィルター
- 適用順=抽出→データソース→ビュー(コンテキスト→ディメンション→メジャー)
- 試験ではフィルターの適用順と階層の作成方法が問われる
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