データの探索と分析

パラメーターの活用 — ユーザーが動かせる分析を作る

導入

ダッシュボードを見ている人が「上位10件を見たい」「上位20件に切り替えたい」と思ったとき、分析者に頼まずに自分で切り替えられたら便利ですね。そのような動的な操作を実現するのが「パラメーター」です。

くわしく知ろう

パラメーターとは、ユーザーが値を動的に変更できるコントロールを指します。スライダーやドロップダウンリスト、テキスト入力フォームとしてビューに表示でき、閲覧者が自分の目的に合わせて分析条件を変えられるようになります。

パラメーターに設定できるデータ型は整数・浮動小数点数・文字列・ブール(真偽値)・日付などです。入力形式としては、あらかじめ決めた「値のリスト」から選ぶ方法、最小値・最大値・ステップを指定する「範囲」、自由に入力できる「フリーフォーム」の3種類があります。

パラメーター単体では何も機能しない点が重要です。作成したパラメーターは必ず計算フィールドやフィルター、参照線などに組み込んで初めて効果を発揮します。たとえばTOP Nフィルターでは、「上位何件を表示するか」という数値をパラメーターで受け取り、計算フィールドを介してフィルターに適用します。

主な活用場面としては、TOP Nフィルターによる件数の動的変更、目標値や閾値の動的変更、軸の範囲変更などが挙げられます。

具体例

たとえば「表示件数」というパラメーターを整数型・範囲(1〜50)で作成し、RANK関数を使った計算フィールドと組み合わせると、ユーザーがスライダーを動かすだけで売上上位N件の表示件数を自在に切り替えられるビューを作れます。

まとめ・試験ポイント

  • パラメーター=ユーザーが値を動的に変更できるコントロール
  • データ型=整数・浮動小数点数・文字列・ブール・日付
  • 入力形式=値のリスト・範囲・フリーフォーム
  • パラメーター単体では機能しない → 計算フィールドやフィルターに組み込んで使う
  • 代表的な活用例=TOP N フィルター・閾値の動的変更
  • 「単体では動かない」という点が試験で問われやすい

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