パブリッシュと管理

Tableau Cloud・Serverへの発行 — ワークブックとデータソースの公開手順

導入

Tableau Desktopで作り込んだダッシュボードを、チームや組織全体で共有するにはどうすればよいのでしょうか。その答えが「パブリッシュ(発行)」という操作です。この単元はDesktop Specialistには含まれないDA試験固有の領域です。

くわしく知ろう

Tableau Desktopで作成したコンテンツは、Tableau CloudまたはTableau Serverに発行することで、ブラウザやモバイルからアクセスできるようになります。Tableau Cloudはクラウドで提供されるホスト型のサービスで、自社でサーバーを用意する必要がありません。一方、Tableau Serverはオンプレミスやプライベートクラウド環境に自社で構築・運用するタイプになっています。

ワークブックを発行する際は、Tableau Desktopのメニューからサーバーへのサインインとサイトおよびプロジェクトの選択を行います。発行先のプロジェクトとは、コンテンツを整理するフォルダのような概念を指します。発行時にはワークブックに埋め込まれたデータソースをそのまま含めるか、データソースを独立して発行するかを選択できます。

データソースを別途発行すると、複数のワークブックから同じデータソースを参照できるようになり、管理の効率が上がります。発行済みデータソースはサーバー上でスケジュール更新を設定できるため、常に最新データを反映したレポートの維持が可能になります。

発行されたコンテンツへのアクセスは、プロジェクトやワークブック単位で権限設定を行うことで細かく制御できます。誰が閲覧・編集・発行できるかを権限モデルとして定義することが、安全な運用の基礎となっています。

具体例

たとえば営業部門のアナリストが週次レポートをTableau Desktopで作成し、「Sales」プロジェクトに発行します。マネージャーはブラウザからTableau Cloudにアクセスするだけで最新のダッシュボードを確認でき、Desktopのインストールは不要になります。

まとめ・試験ポイント

  • Tableau Cloud=クラウド提供のホスト型、Tableau Server=自社構築・運用型
  • 発行先はサイト内の「プロジェクト」単位で選択する
  • データソースは独立発行することで複数ワークブックから共有参照が可能
  • 発行済みデータソースにはスケジュール更新を設定できる
  • パブリッシュと管理はDA試験固有のドメイン(全体の9%)で、Desktop Specialistには含まれない
  • 試験では発行時の選択肢(埋め込みか独立発行か)の使い分けが問われることがある

学習した内容を模擬試験で確認しよう。Tableau Data Analyst模擬試験で実力を測ろう。

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