Tableau Prepとは何か — FlowとOutputの全体像を把握する
導入
Excelからデータを読み込んだとき、列の並びがバラバラだったり余計な空白が混じっていたりして困ったことはないでしょうか。Tableau Prep Builderは、そうした「分析の前処理」をビジュアルに操作できるツールです。DA試験では、Desktop Specialistの範囲に加えてTableau Prepの基本操作が出題されます。
くわしく知ろう
Tableau Prep Builderは、データのクレンジング・整形・結合といった前処理作業を「フロー」と呼ばれる視覚的なキャンバス上で設計するツールです。Tableau Desktopが分析・可視化のためのツールであるのに対し、Prep Builderはデータを分析できる状態に整えるための「準備専用ツール」として位置づけられています。
フローは左から右へと流れるパイプライン構造になっています。最初に「接続」ステップでデータソース(Excelファイル、データベース、CSVなど)を取り込み、その後に「クリーニング」「集計」「結合」「ピボット」などのステップを順に追加していきます。各ステップはキャンバス上のノードとして表示されるため、データがどのような加工を経ているかを一目で把握できるようになっています。
フローの最終段階には「出力」ステップを配置します。出力先には、Tableau Desktopで直接開けるハイパー(.hyper)ファイル、CSV、Tableau Serverへのパブリッシュなどを選択できます。実務では、準備したデータをTableau Desktopに引き渡して分析するという連携が一般的な使い方になっています。
DA試験では、各ステップの役割と接続・出力の全体像を問う問題が出題されます。「フロー」「ステップ」「出力形式」という3つのキーワードを中心に整理しておくことが重要です。
具体例
たとえば月次売上データが部門ごとに別々のExcelファイルで届いた場合、Prep BuilderのフローでUnion(ユニオン)ステップを使って縦に結合し、クリーニングステップで重複行を除去してから.hyperファイルとして出力します。その後Tableau Desktopで開いてダッシュボードを作成するという流れが、実務での典型的な使い方です。
まとめ・試験ポイント
- Tableau Prep Builder=データの前処理(クレンジング・整形・結合)を行うツール
- フロー=接続→ステップ(クリーニング・集計・ピボット等)→出力という左から右の流れ
- 出力形式=.hyperファイル・CSV・Tableau Server/Cloudへのパブリッシュ
- Tableau Desktopとの違い=PrepはデータをDesktopに渡す前の「準備」を担う
- DA試験では各ステップの目的と、フロー全体の構造が問われる
学習した内容を模擬試験で確認しよう。Tableau Data Analyst模擬試験で実力を測ろう。
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