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科目B: 事例問題(問41〜50)
問42
【事例1つづき】前問と同じ小売チェーンB社の需要予測プロジェクトについて、あるSKUの販売データに欠損値が多く、そのカテゴリの予測が特に不安定という課題も発覚した。欠損の発生原因は、店舗POSから基幹システムへの連携処理で、特定商品コードの変換に失敗した障害が散発的に発生していたためだった。データマネジメントの観点から最も適切な対処はどれか。
A欠損箇所を全てゼロで埋めて学習を続行し、根本原因の調査は行わない
BPOS〜基幹システム連携処理の障害の根本原因を特定・恒久対応し、過去データについても可能な範囲で再収集・補正する。そのうえでデータ品質ルールと監視指標を策定し、欠損発生を継続的に検知・是正できる体制を整える
C欠損のあるSKUは予測対象から完全に除外し、在庫管理の意思決定からも排除する
D欠損値の存在を関係者に共有せず、結果のダッシュボードのみ提示する
解説
データ品質問題は、単純な補完処理で済ませるのではなく、発生原因(POS連携障害)の根本対処と、品質ルール・監視指標の整備による継続的な品質確保が重要です。ゼロ埋めは分析結果を歪め、対象除外は機会損失、隠蔽は信頼性毀損とガバナンス違反につながります。