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科目B: 事例問題(問41〜50)
問44
【事例2】中堅サービス業B社は顧客向けオンライン予約システムを自社運用しており、SLAでは平日9〜21時の可用性を99.5%(月間ダウンタイム許容30分)と顧客と合意している。ある月曜日の朝10時、予約完了処理でエラーが多発しサービスデスクへの問合せが急増した。サービスデスク責任者の佐藤氏は同様の現象が前月にも短時間発生し再発防止策が未実施のままであったことを把握している。現場担当はまず本番DBの再起動を提案しているが、原因は未特定のままである。 設問1: 佐藤氏がこの状況で最初に行うべき対応として最も適切なものはどれか。
Aインシデントとして正式に起票しSLA影響を確認したうえで、復旧優先度を判断し暫定対処を関係者と合意して実施する
B根本原因が特定できるまで一切の復旧対応を停止し、問題管理プロセスの完了を待って初めてサービス再開を許可する
C顧客にSLA違反が生じる前にサービス提供自体を全面停止し、再開は経営会議の正式決議を待って判断する
D現場担当の提案どおり、記録や影響分析を省略して即座に本番DBを再起動する
解説
インシデント管理ではまずインシデントを起票・分類・優先度判断し、SLA影響を踏まえて迅速な復旧と関係者合意を並行させることが基本です。イは復旧遅延でSLA違反を拡大、ウは過剰対応、エは記録なき作業で再発防止が困難になります。