DA試験で問われること — Desktop Specialistとの違いを整理する
導入
Tableau認定試験には複数の種類がありますが、「DA試験とDesktop Specialistは何が違うのか」と迷う方も多いのではないでしょうか。まずは試験全体の構成を把握することが、効率よく学習を進める最初のステップになります。
なぜ重要か
試験全体像の把握は、DA試験対策の起点です。ドメイン比率・試験形式・Desktop Specialistとの範囲の違いを知らないと、学習時間の配分を誤って頻出領域を手薄にしてしまう恐れがあります。試験概要の内容自体が選択式で直接問われる場面もあり、基礎事実として押さえておく価値があります。
実務でも、資格保有者のスキル範囲を正しく理解することは採用・育成の判断に影響します。Desktop Specialistが可視化の入口、DAがデータ準備から共有まで扱う中核スキル認定という位置づけを明確に言語化できることは、キャリア設計にも直結します。
くわしく知ろう
Tableau Certified Data Analyst(以下DA試験)は、データの接続・分析・共有を実務レベルで行える能力を認定する試験です。出題はドメインと呼ばれる4つの領域に分かれており、「データの接続と準備」が24%、「データの探索と分析」が41%、「コンテンツの作成」が26%、「パブリッシュと管理」が9%という比率になっています。分析領域の比重が最も高いことが特徴として知られています。
Desktop Specialistと比較すると、カバーする範囲と深さが大きく異なります。Desktop Specialistは基本的なビジュアライゼーション作成や接続操作が中心ですが、DA試験ではLOD計算(詳細レベル式)、表計算のカスタマイズ、パラメーターアクション、さらにTableau Prepを使ったデータ準備のワークフローが新たに問われます。つまりDA試験は、Desktop Specialistの知識を土台にしながら、より実践的・応用的なスキルを確認する位置づけになっています。
試験形式については、2025年4月のリニューアルにより大きく変更されました。現行の形式は全選択式65問(うち得点対象外5問を含む)で、制限時間は120分です。以前は選択式と実技操作形式を組み合わせた55問構成でしたが、実技問題は廃止され、すべて選択式に統一されています。合格ラインはスケールドスコアで750点以上(1,000点満点)が目安として示されています。
具体例で理解する
たとえばDesktop SpecialistにはなかったLOD計算やTableau Prepが、DA試験では重要な出題ポイントとして加わります。一方でパブリッシュと管理の領域も問われるため、Tableau CloudやServerへの発行手順や権限設定も学習範囲に含まれます。
試験での出題パターン
DA試験の概要そのものに関する設問は、主に3つの型があります。
パターン1:ドメイン比率を問う問題。「最も比重の高いドメインは」という形式で、正解は「データの探索と分析(41%)」です。他ドメインの数字(24%・26%・9%)も記憶しておくと惑わされずに済みます。
パターン2:試験形式を問う問題。「全問選択式か」「問題数・時間」「合格ライン(スケールドスコア)」「実技問題の有無」を選ばせます。2025年4月リニューアル後は全問選択式・65問・120分・750点以上がポイントです。
パターン3:Desktop Specialistとの範囲差を問う問題。「DA試験固有の出題範囲はどれか」という形式で、LOD計算・Tableau Prep・パラメーターアクション・表計算カスタマイズが該当します。
よくある間違い・紛らわしいポイント
×「DA試験にも実技問題がある」→○ 2025年4月リニューアルで実技問題は廃止され、全問選択式になりました。旧情報源の内容を鵜呑みにすると誤ります。
×「ドメイン比率は均等」→○ 「データの探索と分析」が41%と突出、「パブリッシュと管理」は9%と少なめです。均等配分の前提で学習時間を割り振ると非効率になります。
×「合格ラインは750問中」→○ スケールドスコア750点以上(1,000点満点)です。問題数65問とは別の指標で、素点とも異なる統計処理済みスコアです。
まとめ・試験ポイント
- DA試験の4ドメイン=データの接続と準備(24%) / 探索と分析(41%) / コンテンツの作成(26%) / パブリッシュと管理(9%)
- Desktop Specialistとの違い=LOD計算・Tableau Prep・パラメーターアクション・表計算カスタマイズが追加
- 試験形式=全選択式65問(得点対象外5問含む)・120分・スケールドスコア750点以上で合格
- 2025年4月リニューアルで実技問題が廃止され、全問選択式に変更
- 「データの探索と分析」が全体の41%と最大の比重を占める
- 試験では各ドメインの比率と、Desktop Specialistとの範囲の違いが問われることがある
学習した内容を模擬試験で確認しよう。Tableau Data Analyst模擬試験で実力を測ろう。
Tableau DA模擬試験に挑戦