データのエクスポート — PowerPoint・CSV・画像に出力する
導入
Tableauで作ったグラフを会議の資料に貼り込みたい、あるいは元データをExcelで再利用したい——そんな場面は実務でよく起こります。Tableauにはさまざまな形式でコンテンツを書き出す機能が揃っています。
なぜ重要か
エクスポート機能はTableau Desktop Specialist試験で出題される「出力・共有」領域の重要トピックで、PowerPoint・PDF・画像・CSVそれぞれのエクスポート手順と出力形式が問われます。実務でもレポート作成の最終工程として避けて通れない機能です。
実務でも会議資料作成・メール添付・経理部門へのデータ連携など、エクスポートは日常的に使われる機能です。PowerPointに書き出せば各シートがスライドになる便利さや、マーク右クリックからデータをCSVとして取り出せる柔軟性は、Tableau特有の強みとして覚えておく価値があります。
この単元で4種類のエクスポート形式と操作場所を押さえておくと、Tableau Desktop Specialist試験の「出力・共有」領域の全問正解が目指せます。
くわしく知ろう
Tableauからコンテンツを出力する方法はいくつかに分かれており、目的に応じて使い分けます。
PowerPointへのエクスポートは「ファイル」メニューの「PowerPointにエクスポート」から実行できます。ワークブック内の各シートが個別のスライドとして書き出されるため、分析結果をそのままプレゼンテーション資料として活用できます。
PDFへのエクスポートは「ファイル」メニューの「印刷」からPDF形式を選ぶか、または「PDFにエクスポート」を使います。印刷範囲(アクティブシート・ダッシュボード全体など)を指定することができます。
画像として保存したい場合は「ファイル」メニューの「画像のエクスポート」を使い、PNG形式やEMF形式で書き出すことができます。
データそのものをCSVで取り出すには2通りの方法があります。ビュー内のマークを右クリックして「データの表示」を選ぶと、そのマークに対応するデータをCSVとして保存できます。またクロス集計(テキストテーブル)ビューでは「ワークシート」メニューの「ダウンロード」からCSVを選ぶ方法もよく使われます。
具体例で理解する
たとえば月次報告会の前に、Tableauの売上ダッシュボードをPowerPointにエクスポートすれば、各グラフがスライドになった資料がすぐに完成します。一方、集計後のデータを経理部門に渡す際はCSVエクスポートが便利です。
試験での出題パターン
【パターン1:PowerPointエクスポートの出力形式】
「PowerPointに書き出したとき、各シートはどのような形で出力されるか」という形式で、「各シートが個別のスライドとして書き出される」を選ばせる問題が頻出します。「1枚にまとめて貼り付け」「ダッシュボードのみ」「データのみ表形式」などの誤答と混同しないことが重要です。
【パターン2:マークのCSV出力方法】
「ビューに表示されているマークのデータをCSVとして保存する操作として正しいものはどれか」という問いで、「マークを右クリック→『データの表示』→CSV保存」を選ばせる問題が出題されます。画像のエクスポートやアクションと区別できることが鍵です。
【パターン3:4種類のエクスポートの場所】
PowerPoint・PDF・画像・CSVそれぞれの操作場所(ファイルメニューかワークシートメニューか)も出題対象です。
よくある間違い・紛らわしいポイント
【PowerPointエクスポートの出力単位を誤解】
×「PowerPointに書き出すと全シートが1スライドにまとまる」→○「各シートが個別スライドになる、プレゼン資料にそのまま使える」。この仕様を知っているだけで報告会前の資料作成時間を大幅短縮できます。
【CSV出力の方法を限定と誤解】
×「CSVはファイルメニューの『CSVにエクスポート』から」→○「マーク右クリック→『データの表示』→CSV保存、またはワークシートメニューからダウンロード」。ファイルメニューには該当項目がないので注意。
【画像エクスポートの形式を知らない】
×「画像エクスポートはJPEGのみ」→○「PNG形式やEMF形式で書き出し可能、透明背景が必要なプレゼン資料ではPNGが便利」。用途に応じた形式選択が重要です。
まとめ・試験ポイント
- PowerPointエクスポート=ファイルメニュー →「PowerPointにエクスポート」、各シートが個別スライドに
- PDFエクスポート=ファイルメニュー → 印刷 or「PDFにエクスポート」
- 画像エクスポート=ファイルメニュー →「画像のエクスポート」(PNG/EMF)
- CSVエクスポート(マーク)=マーク右クリック →「データの表示」→ CSV保存
- CSVエクスポート(クロス集計)=ワークシートメニュー →「ダウンロード」→ CSV
- 試験では各エクスポート形式の操作場所とPowerPoint書き出し時のスライド構成が問われやすい
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