← ITパスポート試験 令和7年度公開問題(全100問) トップへ
Part 3(問51〜75)
問53
内部統制の基本的要素の一つである"ITへの対応"に関する記述として,最も適切なものはどれか。
AITを活用すると業務処理を迅速化でき,不注意によるミスを全て防止できる。
B既存のITの利用者の拡大や,使い方の変更などで組織目標を達成できるのであれば,新たなITシステムの導入やITシステムの更新を強いるものではない。
C全ての業務プロセスをITで自動化することによって,業務プロセスを大幅に修正することが容易になる。
D組織の業務がITに大きく依存すると,内部統制の目的を達成することが難しくなる。
解説
内部統制の基本的要素の一つであるITへの対応とは、組織が目的を達成するために、組織内外のITに対し適切に対応することを指しますが、必ずしも最新技術の導入や更新を義務づけるものではありません。既存のITの利用者拡大や使い方の変更で組織目標を達成できるのであれば、新たなITシステムの導入や更新を強いるものではないとするイが正解です。ア(不注意によるミスを全て防止できる)はITで全ての人的ミスを防げるとする点が誤りです。ウ(全業務をITで自動化すれば業務プロセスの大幅修正が容易になる)は因果が成り立たず不適切です。エ(ITに大きく依存すると内部統制の目的達成が難しくなる)はITへの対応の趣旨と逆で誤りです。目標達成手段としてITを適切に扱う点が正解イの核心です。内部統制とBCP