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Part 1(問1〜25)
問5
A社では4商品の仕入れと販売を行っている。ある期の4商品の仕入単価は期首と同じであった。商品の期末棚卸高及び売上原価を、先入先出法と移動平均法のそれぞれで計算する場合についての正しい記述はどれか。
A期末棚卸高は先入先出法によるもの、売上原価は移動平均法によるものの方が大きい。
B期末棚卸高は先入先出法によるもの、売上原価も先入先出法によるものの方が大きい。
C期末棚卸高は移動平均法によるもの、売上原価は先入先出法によるものの方が大きい。
D期末棚卸高も売上原価も同じ値になる。
解説
仕入単価が期首から上昇し続ける場合、期末の仕入単価(先入先出法で在庫に残る単価)は期中の平均仕入単価(移動平均法)より高くなる。そのため期末棚卸高は移動平均法より先入先出法の方が大きくなる。売上原価=期首棚卸高+当期仕入高-期末棚卸高なので、期末棚卸高が大きいほど売上原価は小さくなり、売上原価は先入先出法の方が小さい。したがって、期末棚卸高は移動平均法の方が小さく(先入先出法が大きい)、売上原価は先入先出法の方が小さい(移動平均法が大きい)ことから、ウが正解となる。