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Part 4(問76〜100)
問91
情報セキュリティのリスクマネジメントにおけるリスク対応を,リスク移転,リスク回避,リスク低減及びリスク保有の四つに分けて実施することにしたとき,これらに関する記述として,適切なものはどれか。
Aリスク対応の実施手順であり,リスク回避,リスク移転,リスク低減,リスク保有の順番で進める。
Bリスク対応の実施手順であり,リスク保有,リスク低減,リスク移転,リスク回避の順番で進める。
Cリスク対応の選択肢であり,管理対象としたリスクの顕在化に備えて保険を掛けておくことは,リスク回避に該当する。
Dリスク対応の選択肢であり,ノートPCの紛失や盗難に備えて社外への持出しをより厳重に管理することは,リスク低減に該当する。
解説
リスク対応は、リスク移転・リスク回避・リスク低減・リスク保有という対応の選択肢であり、状況に応じて選ぶものであって決まった順番で進めるものではありません。ノートPCの紛失や盗難に備えて社外への持出しをより厳重に管理することは、リスクの発生確率や影響を小さくするリスク低減に該当するため、エが正解です。ア・イは、これらを「実施手順」として一定の順番で進めるとしている点が誤りで、リスク対応は順序づけられた手順ではありません。ウ(リスクの顕在化に備えて保険を掛けることはリスク回避に該当する)は、保険によって損失を第三者に移すことはリスク移転であり、リスク回避ではないため誤りです。持出し管理による発生確率・影響の抑制がリスク低減である点が正解エの核心です。リスクマネジメントの基本