データマネジメント試験の開始時期(2027年度予定)
結論からお伝えします。データマネジメント試験(仮称)は、2027年度(2027年夏〜秋)の実施開始を目指してIPAが準備を進めています。 2026年中の受験は現時点では予定されていません。
この試験はIPAが2026年3月31日に公表した「情報処理技術者試験の抜本的見直し(案)」の中で、 新設が発表されました。ビジネス部門の人材がデータを適切に収集・管理・活用するスキルを 国家資格として評価する、初めての試験として位置づけられています。
試験制度の大改訂の全体像については、IPA試験制度改革2027の詳細記事も あわせてご覧ください。
2026年は「受験の年」ではなく「準備の年」です。
2026年6月にはサンプル問題が公開され、夏頃にはシラバス公開が予定されているなど、 試験の詳細が明らかになっていく段階です。 「いつ受験できるか」ではなく「どう準備するか」を今から考えましょう。
2026年のスケジュール(サンプル問題公開済み・シラバス公開予定)
IPAが発表している2026〜2027年の主要スケジュールは以下のとおりです。 このうちサンプル問題は2026年6月22日に公開済みで、 次の節目は2026年夏頃に予定されているシラバス公開です。
| 時期 | 予定イベント | 詳細 |
|---|---|---|
| 2026年6月22日 | サンプル問題公開(公開済み) | 科目A 3問・科目B 2問が公開され、問題形式と出題分野が初めて判明。全5問の解説はこちら |
| 2026年夏頃 | シラバス公開 | 出題範囲・用語・難易度が確定する最重要イベント |
| 2027年春〜夏頃 | 受験申込開始 | テストセンターでの申込受付開始(予定) |
| 2027年夏〜秋 | 試験実施開始 | CBT方式で全国のテストセンターにて随時受験開始 |
特に2026年夏のシラバス公開は最重要イベントです。 シラバスが公開されると、出題範囲・用語・問題形式が正式に確定し、 具体的な学習計画を立てることが可能になります。 IPAの公式サイト(https://www.ipa.go.jp/)を定期的にチェックしましょう。
受験申込方法(CBT方式になる見込み)
データマネジメント試験の受験申込方法は公式未発表ですが、 試験方式が「CBT(Computer Based Testing)」である点から、 以下の方式になると推定されます。
- IPA公式サイトからマイページを作成:ITパスポートや情報セキュリティマネジメント試験と同様に、 IPA公式サイト(https://www3.jitec.ipa.go.jp/)でアカウントを作成します。
- 希望するテストセンターと日時を選択:全国のテストセンター(CBT-Solutions等)から希望地・希望日時を選びます。 都市部では複数の会場から選べるため、通いやすい場所を選択できます。
- 受験料を支払い:クレジットカードやコンビニ払い等で受験料を支払います。 受験料は情報セキュリティマネジメント試験の7,500円(税込)が参考値になりますが、確定情報ではありません。
- 受験当日:身分証明書を持参してテストセンターに行き、試験を受けます。 CBT方式のため、試験終了直後にスコアが表示されます。
CBT方式の最大のメリットは、定期試験(年2回)のような固定スケジュールではなく、 自分のペースで受験日を設定できる点です。 準備が整ったタイミングで受験できるため、計画的な学習が重要になります。
対象者・受験資格
データマネジメント試験には、特定の受験資格(学歴・実務経験など)は設けられない見込みです。 ITパスポートや情報セキュリティマネジメント試験と同様に、誰でも受験できる試験として設計されています。
主な対象者として想定されているのは以下の層です。
- ビジネス部門でデータ活用に関わる方:営業、マーケティング、経営企画、財務など、データを使って意思決定を行う業務職の方
- DX推進担当者:企業のデジタル変革を推進する立場で、データ戦略を担当している方
- データアナリスト志望者:データ分析の仕事を目指しており、基礎知識の資格による証明を必要としている方
- ITパスポート取得者・次のステップを探している方:ITパスポート(レベル1)を取得済みで、より専門的なスキルを証明したい方
- 学生:就職活動でデータ関連のスキルをアピールしたい学生の方
ITスキル標準(ITSS)レベル2相当の試験であり、 IT専門家ではなくビジネスユーザーを対象とした試験です。 エンジニアを対象とするデータベーススペシャリスト(レベル4)とは 対象者・難易度ともに大きく異なります。
今からできる準備
シラバス未公開の現時点でも、以下の準備を進めることができます。
ITパスポートの学習でIT基礎を固める
データマネジメント試験はITパスポート(レベル1)の上位試験として設計されています。 ITパスポート未取得の方は、まずITパスポートでIT基礎知識を固めることが有効です。 ストラテジ系・マネジメント系・テクノロジ系の基礎知識が、 データマネジメント試験の土台として機能します。
DMBOK2の概要を把握する
データマネジメント試験はDMBOK2(Data Management Body of Knowledge)を 参照資料として設計されることが見込まれています。 DMBOK2の11知識領域(データガバナンス・データ品質・マスターデータ管理等)の 概要を把握しておくことで、シラバス公開後の学習をスムーズにスタートできます。 DMBOK2の解説についてはDMBOK2概説記事をご覧ください。
IPA公式サイトをウォッチする
2026年6月22日にはサンプル問題(科目A 3問・科目B 2問)が公開され、 出題分野と問題形式がかなり具体的に見えてきました。 何がどう問われるのかはサンプル問題の全5問解説で確認できます。 次の節目である2026年夏頃のシラバス公開を見逃さないよう、 IPAの公式サイトやプレスリリースを定期的に確認する習慣をつけましょう。 本記事も最新情報が公開され次第、更新していきます。
PassDojoで今からできる対策
PassDojoでは、データマネジメント試験に向けた以下のコンテンツを提供しています。
- データマネジメント試験の概要解説:試験の基本情報・難易度・対象者ガイド
- データマネジメント試験の勉強法:効率的な学習ロードマップ
- DMBOK2ベースの予想模擬試験:データマネジメント予想問題(全60問)
- IPA改訂の全体像:2027年試験制度大改訂まとめ
シラバス公開後は、シラバスに対応した学習コンテンツを順次追加・更新する予定です。
よくある質問
データマネジメント試験はいつから受験できますか?
2027年度(2027年夏〜秋)の実施開始を目指してIPAが準備を進めています。 2026年中の受験はできません。
2026年中に受験できますか?
2026年中の受験はできません。2026年6月22日にサンプル問題が公開され、 夏頃にはシラバス公開が予定されているなど、試験の詳細が明らかになっていく準備の段階です。 公開されたサンプル問題の内容はサンプル問題 徹底解説で確認できます。
データマネジメント試験の申込方法はどうなりますか?
公式未発表ですが、同じCBT方式のITパスポートや情報セキュリティマネジメント試験と同様に、 IPA公式サイトからテストセンターを選んで申し込む方式になると推定されます。 受験申込開始は2027年春〜夏頃を見込んでいます。
データマネジメント試験の受験料はいくらですか?
公式未発表です。同じCBT方式・レベル2の情報セキュリティマネジメント試験の 7,500円(税込)が参考値になりますが、詳細はシラバス公開時に発表される見込みです。
今から準備できることはありますか?
ITパスポートの学習でIT基礎知識を固めること、 DMBOK2の概要を把握すること、 IPAの公式サイトを定期的にチェックすることが今すぐできる準備です。 PassDojoの予想模擬試験(60問)でDMBOKベースの知識を確認することもできます。
データマネジメント予想問題で実力チェック
PassDojoでは、DMBOK2の11領域に基づいた予想模擬試験(全60問)を公開中です。 シラバス公開前の今から、データマネジメントの基礎知識を確認しましょう。
※ 本記事の情報は、IPAが2026年3月31日に公表した試験制度見直し案に基づいています。 試験スケジュール・申込方法・受験料等の詳細はシラバス公開前の段階では確定していません。 「推定」「見込み」「予定」と記した箇所は公式発表ではなく独自の推定を含みます。 最新の確定情報はIPAの公式サイト(https://www.ipa.go.jp/)でご確認ください。