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科目A: フィジカルコンピューティング(問19〜26)
問24
組込みシステム及び装置のハードウェア設計において、性能・信頼性・機密性などを満たすために考慮すべき事項として最も適切なものはどれか。
Aシステムの要件を分析したうえで、故障率の低減や耐環境性を考慮した部品選定、不正な物理アクセスやデータ漏えいを防ぐための機密性の確保など、性能・信頼性・機密性の観点から総合的にハードウェアを設計する
B信頼性を高めるためには、部品単価よりも供給実績の長い大手メーカー製品を優先して選定すればよく、使用環境への適合性評価は量産開始後に必要に応じて実施すればよい
C機密性の確保は通信経路の暗号化によって実現するものであり、不正な物理アクセスへの対策はハードウェア設計ではなく、設置場所の入退室管理など運用面の対策に委ねればよい
D装置の性能・信頼性・機密性は、製造後の運用段階でのみ評価すればよく、設計段階での検討は不要である
解説
組込みシステム及び装置のハードウェア設計では、要件を分析したうえで故障率の低減や耐環境性を考慮した部品選定、不正な物理アクセスやデータ漏えいを防ぐ機密性の確保など、性能・信頼性・機密性の観点から総合的に設計することが求められます。供給実績を優先し環境適合性の評価を量産開始後に先送りする考え方、機密性の確保を通信経路の暗号化に限定し物理アクセス対策を運用面に委ねる考え方、運用段階でのみ評価すればよいとする考え方は、いずれもハードウェア設計の考慮事項として不十分です。