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問 1
1. データソースと1変数データの記述ある自治体が、市内の子育て世帯の家計の状況を分析するために公的統計を活用することにした。公的統計とデータソースの選び方に関する記述として、最も適切なものはどれか。
A家計調査は全国のすべての世帯を対象とする全数調査なので、市区町村ごとの家計の状況を誤差なく把握できる
B公的統計は他者が別の目的で作成した二次データであるが、作成目的は利用者の分析目的と必ず一致するため、定義や調査時点の確認は不要である
C消費者物価指数は、各世帯に「物価が上がったと感じるか」を尋ねた回答を集計して作成される指標である
D統計法に基づく基幹統計調査であっても、調査対象に選ばれた世帯に報告義務はなく、回答するかどうかは完全に任意である
E政府統計の総合窓口(e-Stat)を使えば、複数の府省が公表した統計表を横断的に検索して入手できる正解
解説
政府統計の総合窓口(e-Stat)は、各府省が公表した統計表を一元的に検索・取得できる仕組みで、身近な統計を分析に使うときの出発点になります。家計調査は全国から抽出した世帯を対象とする標本調査であり全数調査ではないので、市区町村のような小さな地域の値を誤差なく把握することはできません。消費者物価指数は世帯の実感を尋ねたものではなく、小売価格を継続的に調査して基準時からの価格変動を指数化した指標です。統計法に基づく基幹統計調査には報告義務が定められており、回答が完全に任意なわけではありません。また公的統計は他者が別の目的で作成した二次データなので、調査対象の定義・調査時点・集計単位が自分の分析目的に合うかを必ず確かめてから使う必要があります。