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問 5
3. 実験新しく開発した肥料の効果を確かめるため、同じ品種のトマトの苗60本を無作為に30本ずつの2つのグループに分け、一方には新しい肥料を、もう一方には従来の肥料を与えて育て、収穫量を比較することにした。この実験に関する記述として、最も適切なものはどれか。
A既にあるデータを集めて分析するだけなので、この研究は観察研究に分類される
B新しい肥料を与えた30本が処理群、従来の肥料を与えた30本が対照群である正解
C対照群の苗には肥料も水も与えず、まったく世話をしないほうがよい
D苗を無作為に分けると生育のよい苗が偏る恐れがあるため、背の高い苗だけを新しい肥料のグループに集めるべきである
解説
実験研究では、効果を調べたい処理(ここでは新しい肥料)を施すグループを処理群、比較の基準となるグループを対照群と呼びます。したがって新しい肥料の30本が処理群、従来の肥料の30本が対照群です。この研究は、研究者自身がどの苗にどの肥料を与えるかを割り付けているため実験研究であり、既存の状態をそのまま調べる観察研究ではありません。対照群にも水やりなど肥料以外の条件は処理群と同じように揃えなければ、収穫量の差が肥料の効果によるものか判断できなくなります。また、無作為に分けることこそが両群の性質を平均的に揃えるための方法であり、背の高い苗を意図的に一方へ集めると比較が成り立たなくなります。