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科目A: ネットワーク(問11〜18)
問15
ネットワーク基盤の設計において、冗長化や障害・災害時の復旧手段を組み込んだ信頼性設計を行う際の考え方として最も適切なものはどれか。
Aコスト削減を最優先し、すべての回線・機器を単一構成に統一して信頼性設計の対象から除外する
B冗長化はデータセンター内の機器を対象に行い、通信キャリアやISPとの回線契約の二重化は別途、事業継続計画(BCP)の中で個別に検討すればよい
C信頼性設計は要件定義の段階で目標値を定め、具体的な冗長化構成の検討は基本設計以降の工程でシステム全体の構成が固まってから行う
D回線・機器・経路などの単一障害点(SPOF)を洗い出し、二重化や複数経路化、バックアップ回線の確保などにより、障害発生時にもサービスを継続できるよう可用性を高める設計を行う
解説
ネットワーク基盤の信頼性設計では、単一障害点を洗い出したうえで二重化や複数経路化、バックアップ回線の確保などにより、障害発生時にもサービスを継続できるよう可用性を高めることが求められます。単一構成に統一する考え方、回線・機器・経路を含めた単一障害点の洗い出しをデータセンター内機器のみにとどめ回線契約の冗長化をBCP側の個別検討に切り離す考え方、冗長化構成の具体的検討をシステム構成確定後の後工程へ先送りする考え方は、いずれも信頼性設計として不十分です。特に冗長化の検討を後工程へ先送りすると、二重化や複数経路化に必要な回線・機器・設置スペースなどの前提条件がシステム構成に反映されず、後から冗長化を組み込めない、または大きな手戻りが発生するおそれがあります。