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科目A: システムの開発・運用(問27〜36)
問28
システム及びソフトウェアの開発において、オブジェクト指向やデザインパターンを適用する目的として最も適切なものはどれか。
Aデータと処理を一体化したオブジェクトとして設計し、既知の設計課題に対する再利用可能な解決策であるデザインパターンを適用することで、保守性・再利用性・拡張性の高いソフトウェアを実現する
Bデザインパターンを適用することで、要件定義や設計工程を省略してただちに実装工程へ移行できるようになる
Cオブジェクト指向はデータと処理を分離して独立に最適化することを重視する設計思想であり、保守性や再利用性の向上はデザインパターンの適用によってのみ得られる付随的な効果である
Dデザインパターンはあらかじめ実装済みのライブラリやフレームワークそのものを指す用語であり、設計上の考え方(設計原則)を表すものではない
解説
オブジェクト指向は、データと処理を一体化したオブジェクトとしてソフトウェアを構成する設計思想であり、デザインパターンは既知の設計課題に対する再利用可能な解決策です。両者を適用することで保守性・再利用性・拡張性の高いソフトウェアを実現できます。要件定義や設計工程を省略できるとする説明、データと処理を分離して個別最適化することを重視し保守性・再利用性をデザインパターン適用時のみの付随的効果とする説明、デザインパターンを実装済みのライブラリやフレームワークそのものとする説明は、いずれもオブジェクト指向・デザインパターンの適用目的として誤りです。