← プロフェッショナルデジタルスキル(システム)想定問題集 トップへ
科目B: 事例問題(問41〜50)
問48
【事例3の続き】温度40度・粉塵の多い工場環境を踏まえ、高橋氏がセンサーネットワークとゲートウェイの構成を選定する際の考え方として最も適切なものはどれか。
Aセンサーの選定はまずコストの観点で候補を絞り込んだうえで、耐熱性や防塵性能などの環境適合性は選定後の設置工事の段階で個別に対策を講じればよい
Bゲートウェイは異常検知の応答時間要件(100ミリ秒以内)を満たす通信性能さえあれば十分であり、工場の温度・粉塵環境への耐性は設置場所を屋内の管理室に限定することで代替できる
C環境面の要件適合性(耐熱性・防塵性能など)を含めてセンサーやゲートウェイの構成要素を調査し、システムの要件(異常検知の応答時間やデータ集約方式)を満たす機器・サービスを評価・選定したうえで調達・導入を行う
Dセンサーネットワークとゲートウェイの選定は製造設備メーカーに一任し、工場側では要件の提示や評価を行わない
解説
IoTシステムの構築では、環境面の要件適合性(耐熱性・防塵性能など)を含めてセンサーやゲートウェイの構成要素を調査し、システムの要件を満たす機器・サービスを評価・選定したうえで調達・導入を行うことが求められます。コストを優先して候補を絞り込み環境適合性への対応を設置工事段階に先送りする選定、通信性能の要件のみに着目し工場環境への耐性は設置場所の限定で代替できるとする選定、選定・評価を設備メーカーに一任し工場側が要件を提示しない進め方は、いずれも選定・調達・導入の進め方として不適切です。なお、設置場所を管理室に限定する代替案は、センサーから離れた場所への配線延長や中継が必要となり、異常検知の応答時間要件(100ミリ秒以内)やデータ集約方式に影響を与えるおそれがあるため、環境適合性の評価の代わりにはなりません。