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Part 3(問51〜75)
問69
バイオメトリクス認証の他人受入率と本人拒否率に関する次の記述中の a,b に入れる字句の適切な組合せはどれか。 バイオメトリクス認証の認証精度において,他人受入率を低く抑えようとすると [a] が高くなり,本人拒否率を低く抑えようとすると [b] が高くなる。
Aa:安全性, b:可用性
Ba:安全性, b:利便性
Ca:利便性, b:安全性
Da:利便性, b:可用性
解説
バイオメトリクス認証では、本人ではない他人を誤って受け入れてしまう割合を他人受入率、本人を誤って拒否してしまう割合を本人拒否率といい、両者はトレードオフの関係にあります。判定基準を厳しくして他人受入率を低く抑えようとすると、本人まで拒否されやすくなり本人拒否率が上がる一方、不正な他人を通しにくくなるため安全性が高まります。逆に判定基準をゆるめて本人拒否率を低く抑えようとすると、正規の利用者が通りやすくなって利便性が高まりますが、他人も通りやすくなります。したがって空欄はa:安全性、b:利便性となり、正解はイです。アは本人拒否率を可用性と結びつけている点、ウとエはaとbの組合せが入れ替わっている点で誤りです。安全性と利便性のバランス調整が認証精度設計の要点です。さらに詳しくは認証技術で学べます。