データの収集とグラフ(統計検定4級)

グラフを組み合わせて読む — 積み上げ棒・パレート図・複合グラフ・ドットプロット

積み上げ棒グラフ・パレート図・複合グラフ・面グラフ・ドットプロットの特徴と、目盛りの省略に惑わされない読み方を身近な例で学びます。

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目次読了目安 約2分
  1. 導入
  2. くわしく知ろう
  3. 具体例
  4. まとめ・試験ポイント

導入

お店の売上を円グラフにしたものの、月ごとの変化も内訳も比べにくいと感じたことはないでしょうか。実は、グラフには目的ごとに得意な伝え方があります。ここでは少し高度なグラフの読み方を確認していきます。

くわしく知ろう

積み上げ棒グラフとは、1本の棒を内訳ごとに色分けして積み重ねたグラフです。合計と内訳を同時に読み取れる一方、いちばん下の部分以外は土台がそろっていないため、大きさの比較がしにくい点に注意が必要です。

パレート図とは、項目を大きい順(降順)に並べた棒グラフに、累積比率(大きい項目から順に足していった割合)の折れ線を重ねたグラフです。上位の少数の項目が全体の何割を占めるかがひと目でわかるため、不良品の原因のうち何から対策すべきかを決める場面で使われます。このように棒グラフと折れ線グラフを1つにまとめたグラフを複合グラフと呼び、左右に別々の目盛りが付く場合は、どちらの軸を読むのかを確認する必要があります。

面グラフは、折れ線の下を塗りつぶしたグラフで、時間の経過に伴う量の変化を表します。ドットプロットは、数直線の上にデータ1個につき点を1つ打って並べたグラフで、データが少ないときに散らばりを直接見ることができます。

なお、グラフを読むときは目盛りの省略にも気をつけます。縦軸が0から始まらず途中が省略されていると、わずかな差が大きく見えてしまいます。棒グラフは長さで大きさを比べるため、目盛りが0から始まっているかを必ず確認しましょう。

具体例

たとえば家計簿の毎月の支出を積み上げ棒グラフにすれば、合計の増減と食費や光熱費の内訳を同時に読めます。一方、お店への苦情の理由を多い順に並べたパレート図なら、上位の理由から手をつければよいと判断できます。

まとめ・試験ポイント

  • 積み上げ棒グラフ=合計と内訳を同時に表す。一番下以外は比較しにくい
  • パレート図=降順の棒グラフ+累積比率の折れ線。上位項目が占める割合を読む
  • 複合グラフ=棒と折れ線などを1つにまとめたグラフ。左右の目盛りに注意
  • 面グラフ=折れ線の下を塗った時間変化のグラフ、ドットプロット=数直線上にデータ1個ずつ点を打ったグラフ
  • 目盛りを省略すると差が大きく見える。縦軸が0から始まるかを確認する
  • 統計検定4級では、グラフの名前と用途の対応、およびグラフからの数値の読み取りが中心

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