そのグラフは何を伝えたい? — 棒・折れ線・円・帯グラフの使い分け
棒・折れ線・円・帯グラフと絵グラフの得意な場面を学びます。割合のグラフで実数を読み違えないための注意点も確認します。
目次読了目安 約2分
導入
同じデータでも、グラフの種類を変えるだけで、伝わる印象は大きく変わります。何を伝えたいかによって、ふさわしいグラフは違うのではないでしょうか。基本の4種類と絵グラフの得意な場面を確認していきます。
くわしく知ろう
棒グラフは、項目ごとの量の大きさを棒の長さで表すグラフです。クラスごとの人数や都市ごとの人口のように、量を比べたいときに向いています。折れ線グラフは、点を線で結んで時間とともに変わる様子を表します。気温の推移や月ごとの売上のように、増えているか減っているかの傾向を見たいときに使います。
円グラフは、全体を円で表し、各項目が占める割合を扇形の大きさで示すグラフです。全体を100%として、どの項目が大きいかを一目で見せたいときに適しています。帯グラフは、全体を1本の帯で表して割合を区切るグラフで、帯を複数並べると、年ごとや地域ごとに割合がどう違うかを比べやすくなります。
絵グラフは、数量をイラストやマークの数で表すグラフです。1つのマークが何個分を表すのかが書かれているので、読むときは必ずそこを確認します。マークが半分に切られていれば、半分の数量を示します。
また、円グラフや帯グラフは割合を表しているため、全体の量が違えば、割合が同じでも実数は同じになりません。たとえば、全体が1000人の40%は400人、2000人の30%は600人で、割合が小さい方が人数は多くなります。
具体例
たとえば1週間の気温の変化は折れ線グラフ、クラスごとの欠席者数は棒グラフが向いています。一方、家計の支出の内訳なら円グラフが便利です。また、今年と去年の内訳を比べたいときは、帯グラフを2本並べると違いが見やすくなります。
まとめ・試験ポイント
- 棒グラフ=量の大きさの比較、折れ線グラフ=時間による変化や傾向
- 円グラフ=全体に占める割合を扇形で表す、帯グラフ=割合を帯で表し、複数を並べて比較する
- 絵グラフ=マークの数で量を表す。1つのマークが何を表すかを確認してから読む
- 円グラフ・帯グラフは割合のグラフ。全体の量が違えば、同じ割合でも実数は異なる
- 面グラフ・パレート図・複合グラフなどは次の単元で学ぶ
- 統計検定4級では、目的に合うグラフの選択や、グラフから値を読み取る問題が中心
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