データの収集とグラフ(統計検定4級)

数えるデータと分けるデータ — 量的データと質的データの見分け方

身長や気温などの量的データと、血液型や好きな色などの質的データの違いを学びます。数字でも質的データになる例の見分け方も確認します。

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目次読了目安 約2分
  1. 導入
  2. くわしく知ろう
  3. 具体例
  4. まとめ・試験ポイント

導入

身長や気温は数字で表せますが、血液型や好きな色は数字では測れません。同じ「データ」でも、実は性質が違うことに気づいているでしょうか。この違いが、集計やグラフの選び方を左右します。

くわしく知ろう

データは大きく量的データと質的データに分けられます。量的データとは、身長・体重・気温・テストの点数のように、数値で測ったり数えたりして得られるデータを指します。足したり平均を求めたりすることに意味があるのが特徴です。

一方、質的データとは、血液型・好きな色・性別・出身地のように、種類や区分を表すデータです。「A型」「赤」のように言葉で表されることが多く、「はい・いいえ」で答えたアンケート結果も質的データになります。

注意したいのは、数字で書かれていても質的データになる場合があることです。出席番号や電話番号、郵便番号は数字の形をしていますが、人や場所を区別する名札のようなもので、平均を求めても意味がありません。数字かどうかではなく、足したり平均したりして意味があるかどうかで見分けます。

集計の方法も異なります。質的データは、区分ごとの件数である度数や、全体に占める割合を求め、棒グラフや円グラフで表すのが基本です。量的データは平均値などの計算ができ、のちに学ぶ度数分布表やヒストグラムで全体の様子を見ることもできます。

具体例

たとえば運動会のアンケートで、50m走のタイムは量的データ、好きな競技は質的データです。タイムは平均を求められますが、好きな競技は競技ごとの人数を数えて棒グラフにまとめるのが自然です。一方、背番号は数字でも、平均しても意味がないので質的データです。

まとめ・試験ポイント

  • 量的データ=数値で測ったり数えたりして得られるデータ(身長・気温・点数など)
  • 質的データ=種類や区分を表すデータ(血液型・好きな色・性別など)
  • 出席番号・電話番号・郵便番号は数字でも質的データ。見分け方は「足したり平均したりして意味があるか」
  • 質的データは度数や割合で集計し、棒グラフや円グラフで表す。量的データは平均値の計算や度数分布表も使える
  • データの種類をさらに細かく分ける考え方は3級で学ぶ内容
  • 統計検定4級では、身近な項目を量的データと質的データに仕分ける定義・分類の問題が中心

学習した内容を問題で確認しよう。統計検定4級の出題範囲に沿ったオリジナル問題集(全50問)に挑戦できます。

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